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「ペンギン~!!可愛い!モサモサ!ふわふわ!触りたい~~!!」
「モサモサやのーて、モフモフやろ。」
ペンギンのお散歩と言うことで、解放されたペンギンが作られた道をぺたぺたと歩いていく。
なんて可愛いんだろうか。
ペンギンには久夜も興味を示してくれた。
やっぱりペンギンは嫌いな人いないんだ。だって可愛いもん。
可愛いは正義だよ。
「あー俺ももふもふしたやつ買いたい~!」
「あーええなー、癒しやわ。」
「何がいいかなー、やっぱ犬?犬がいいかな?
ハムスターとかもちっちゃくてふわふわで可愛いよな~」
「犬な、飼うの大変やろな。」
「いつか飼いたい~」
「せやな。いつかな。」
小っちゃくてふわふわのポメラニアン…でも大きいシェルティも捨てがたい。
いや、ハムスターもいいな。
癒してくれるならなんでもいい。
隣でケラケラ笑ってる久夜は気にしないことにする。
ご飯を食べて午後からはイルカのショーを見て、プラネタリウムに移動する。
その前に、と。
久夜に寄ろうと言われたのはお土産を売ってるところだった。
「この大きいイルカふわふわだー!ね、久夜もそう思わ…?あれ、久夜?」
親にお土産を買うような年でもないから、適当に見てたけど…。
1人イルカのぬいぐるみに夢中になってる間に久夜が消えた。
別のところを見てみるけど、姿が見当たらない。
とりあえず持っていたイルカを戻しにと、元の棚に戻る。
「どこ行ったんだろ…」
「なにが?」
「あ、久夜いた。いなかったから心配した。」
「あー、ちょっとな。なにそのイルカ欲しいん?買ってやろか?」
「んーん。これはほしいわけじゃないから。久夜の目的は済んだの?」
「ん。プラネタリウム行こか。」
目的は果たしたらしいけど、その割には何か買った様子もない。
久夜は時々謎だ。
…まぁでもそれは今に始まったことじゃないか。
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