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ご奉仕 友side
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楽しい気持ちで初日を終えた。
泊まってけば、と言ったけど学校あるからと
帰って行った。
まぁ、まぁ仕方ない!
高校生だし!
学校大事だし!
フラれたとか思ってないから!
でもアイツ、ちょっとずつ俺に慣れてくれてるなぁ。
あんな可愛く笑うなんて・・・
あ〜、今夜のオカズだな。
そして次の日も大体同じぐらいの時間に来た。
また夕飯を作ってくれる。
献立は、肉うどんにおにぎり、ほうれん草のお浸し。
風呂の手伝いをして、
そして夜には帰っていく。
また次の日、同じぐらいの時間に来てくれる。
そして夕飯を作る。
献立は、鍋焼きうどん。
うん。
これはアレだよな。
うん。
まぁ、別にいいんだけどな。
うどん好きだし。
味は毎日変えてるし。
明日も焼きうどんなら食べられるだろうし。
うん・・・
なんて聞こう。
「大和」
「はい?」
「料理、苦手?」
「っ!」
どう考えてもそうだよな、毎日うどんとか・・・
一生懸命だからいいか、とも思ったけど、やっぱ、なぁ。
本人も自分の首絞めることになるだろうし。
やはり図星だったようで、大和は目を泳がせてアワアワしている。
「いや、いいんだよ別に。ただ、毎日献立に苦労するなら、一緒に作りたいなと思って。」
「え!?いえ、そんなお手を煩わせる訳には・・・」
「毎日うどんでも全然いいんだけどな。
でも、お前も毎日学校あるし、俺も仕事休んで暇だから一緒に作ったら楽しいしさ。」
大和はじっとこっちを見る。
真意を測りかねてるんだろうか。
よしよしと頭を撫でる。
ポッと赤くなり、ソワソワする。
あぁ、可愛い。
「いいよな。一緒に作ろ?」
上目遣いでこちらを見て、コクッと頷いた。
それ、ワザとなのか・・・?
ちゅ、と口付ける。
「メシの前だからな。・・続きは後で、な?」
「っっ!」
また、赤くなる。
くしゃ、と自分の髪を握りながら、
「あんま、そういう煽る顔すんなよ・・・」
と呟いた。
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