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2ー18
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【クラエルside】
“死”を恐れていないのか?
俺が消してきた者は必死に命乞いをしてきたと言うのに、ソナタは“死”を自ら受け入れる言い方。
誰もが用意された舞台の上で足掻いて、苦しみ、生きたいと願う中。
ソナタは…。
「…天神界を創造した最初の神。つまり、天神界創造神は…“死”を恐怖だと思い…崩壊の道を選んだ。ソナタは恐くないのか?昔の思い出すら全て消えていくのに」
俺が瞳をぎらつかせ、鋭い眼光を飛ばすと。
「恐いですよ。でも…“死”そのものが恐い訳ではなく、大切な者を喪うのが一番恐いです。思い出?それなら…心の中で永遠に輝いてますよ…」
意外な応えが返って来て、俺は唖然とした。そいゆう風に解釈するのはレイナと彼しか居ないだろう。
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