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映画は突然の死から始まった。そこから犯人を割り出すのに次から次へと疑問が浮上いき、主役の刑事達はそれを一つずつ解決していく
素人のオレでもこのあとどうなるのか気になるほど盛り上がる展開だった。すると肘掛けに乗せていた手が上から固い手が乗せられた
「っ・・」
隣を見れば隼人は興奮した様子で前を見ていた。また普段とは違う一面に胸が高鳴ってしまった。それからはもう映画の内容なんて入ってこなくて、重ねられた手にしか意識が向くことはなかった
「中々面白かったな!」
「そうだね・・」
終わってから映画館を出たオレは興奮した隼人の言葉に相槌を打つ。そうしたら詰まらなかったかと聞かれたがそんなことはない
ただ手に集中しすぎて内容入らなかっただけなんだが、それを言うことはなかった
(いつもは皆と平気でエロい話とか出来るのに・・なんで隼人とだといきなり言いづらくなるんだろ・・)
まるで隠し事をしているみたいだと少し罪悪感がある。着替え中や休憩中でもエロい話があれば普通にしているのに、これって相手が隼人だからなのかなと考えてみる
(爽汰とは結構エロい話はした、森や宮野とか先輩たちとも。叶や森山や村上とか・・・)
これまでの友達や仲間との会話を思い出すがやっぱり平気だ。隼人だけ違う、これってやっぱり好きだからなのかなと取り合えずそう思うことにした
そういえばこれからどうするのか気になって聞くとオレの家に行くと答えた、つまり初めて隼人の家に行くと言うことだ
「いきなりどうしたんだ?」
「いきなりもなにもお前のソレ、どうするんだ?」
「え?・・・・っっ!!」
隼人の見る視線の先をオレも見るとジーパンの中心が膨らんでいた、デートだからとローライズにしたのが裏目に出てしまった。それにこの状態で家に行くってそりゃそういうことに決まっているだろう
もしかしたら最後までされるのかなとちょっと期待もあったりする、オレはエロいこととか好きだから考えちゃうけど、実のところ隼人はどうなだろうと少し不安になる
これでもしオレに合わせていたなら残念だなと、迷惑を掛けていたんだなと思う
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