アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
2
-
そんなことを思って目頭が熱くなっていくのを感じながら視線をりおの顔に向けてみると、それはすぐに笑いへと変えられてしまった。
「えっ。りお、それ…っ!」
りおがしてるアイマスク。
そこには大きな目が描かれていた。
「ぷっ、あ、あははは…っ!」
ダメだっ、今度は笑いが止まらな…っ!
口許を押さえても指の隙間から声は溢れてくる。
「ん……っ?」
その声で起こしちゃったんだろう。
りおが身じろぎして体を起こした。
「みずき…?」
「りおっ、それ、何っ」
笑いすぎて目に溜まった涙を拭きながら問い掛ける。
「それ……?」
すると、りおはアイマスクを外してその柄を見て。
「な……!?」
絶句して固まった。
あ、可愛い。
その仕種にそんなことを思ってしまって、今度はふんわりとした笑みが零れる。
……でもそれは次の瞬間驚愕へと変わって。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
33 / 100