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「いくらなんでも簡単過ぎないか?そんなすぐにオッケー出るなんて…」
「いや、なんかさぁ、
『面白そうだからいいよ!仮入学でいいよね?あ、学費とかその他もろもろは僕の方で何とかしとくから気にしなくていいからね。やっぱりこう…毎日に刺激がなくっちゃね!』やってさ。あ、あと俺らと同じクラスにしといてもらったから」
理事長の口真似をして言った葵に、確かにあの理事長なら言いそうなことだとがくんと肩を落とす。
こんなことでいいのか?理事長…。
いつかこの学校、理事長の好奇心のせいで潰れるような気がする。
………………………………
「ん?秋斗、どうした?」
前の席に座っている秋斗に物思いから覚めて目を向けると、ミズキをじっと見ていることに気づく。
――因みに、学年が上がってクラス変えをして、俺と葵はまた同じクラスになった。
秋斗も一緒。
空と知佳は流石に俺たちと一緒にはならなかったけど、同じクラスにはなれたようで。
…この辺りにも葵が手を回してるような気もしなくはないが…。
…きっと気のせいだろう。
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