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おしゃれ 2
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「あっ、グレンさん帰って来たんじゃない?」
玄関から扉の開く音がしてローザが僕の背中を押す。
「ほ、本当に、大丈夫かな…?」
「大丈夫よ。」
ローザがそう言うので、僕は勇気を出して玄関までお出迎えに行った。
「おっ、おかえりなさいっ!」
「ただいま………あ。」
グレンが僕を見て固まる。
やっぱり僕、おかしかった?
「グレン…さん?」
不安になって名前を呼んでみると顔を逸らされた。
なんで…
「あの、僕、おかしいですか…?」
顔をのぞきこんでみる。
「顔…赤い?……具合、悪いですか!?」
どうしよう、どうしよう…
僕はどうすればいいか分からなくなってグレンに抱きついた。
「グレン、さん…」
抱きついたままグレンを見上げるが、涙で潤んで表情が分からない。
「その…すまない、エディ。俺は大丈夫だから、少し離れてくれないだろうか。」
グレンは言葉を詰まらせていた。
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