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きらきら星の言う事には2
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顔に当たる光のせいで心地の良い眠りから起こされる。
短く舌打ちをし、起き上がった。
時計の針は正午過ぎを指していて、寝過ごしたかと頭を搔きながら、飯を食おうと立ち上がるとテーブルの上に投げ出されているスマホが点滅しているのを見つけた。
電源ボタンを押しロックを外すと黄緑色の某連絡アプリのアイコンに数字が付いている。
中身を確認するとヒラやこーすけから2、3個のメッセージが届いており内容はどれも今から行くという内容だった。
そしてフジからはその倍以上のメッセージが来ていた。
フジ:おはよう!今日は四人でとるんだよね?実写?それとも実況?どっちかな?
フジ:お昼頃にそっち行くからね!
フジ:お昼ご飯とかある?ないんだったら買っていくけど……
フジ:今コンビニなんだけど買っていくものある?綾鷹ってストックまだあったっけ?
フジ:ちょ、どうしよ!?グリーンスムージーなかったんだけど!?うわぁ、ショック……
フジ:仕方ないからイチゴとバナナのスムージーにしました……。でも美味しそう!
フジ:ごめん!ちょっと遅れるかも!電車止まっちゃっててさぁ……絶対1時前には着くようにするから!先にヒラやこーちゃんと撮っててもいいから!
フジ:無事〇〇駅までの電車が来たよ!これなら何とか行けるかも?てかキヨ起きてる?さっきから既読つかないんだけど^^;
「うわぁ……キモイな。」
流石に引いた。何故既読がついていないとわかっててここまで送れるのだろう。ドMだからか、なるほど仕方がない。
寝巻きのままそうやってスマホを片手に立っているとインターホンがなる。多分こーすけかヒラだろう。
取り敢えず着替えたいから無視だ無視。せいぜい外の寒さに凍えるがいい。
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