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《番外編》ママは誰のもの?⑨
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「うっ………」
朝起きると、ズクズクと腰が痛んで案の定立つのが難しかった。
隣では麗音がスースーと息を立て眠り、誠さんは俺の代わりに朝ごはんを作っているのか、ベッドにはもういない。
天使のような寝顔だなぁ、としばらくの間、麗音を見つめていると、パチっとまん丸の目が開いた。
「ママ……」
「れーくん、おはよ」
「ママ、昨日どうして裸でお外に寝てたの?」
「……っっ?!!///」
まさか見られていたのだろうか?
戻って来た時、ベッドに動いた形跡はなかったはずなのに。
「パパがママの上にどしんって乗ってた。ママはパパに虐められてるの?」
純粋に不思議に思って聞いているのだろうが、俺は恥ずかしすぎて何も答えられずプルプルと震えた。
「誠さんのバカァアアアアーーーーーッッッ!!!!!」
後日、「情事の声や音がうるさかった」と近所から苦情が来たときには恥ずかしくて外に出られない1ヶ月を過ごしたのだった。
- ママは誰のもの? 完 -
Ange様の
"麗音が物心ついたときのお話"
あわやり様の
"誠さんの嫉妬"
というリクエストをテーマに書かせていただきました(*´`)♡
いかがだったでしょうか?笑
まだまだリクエスト募集してますのでよろしくお願いします!
祈
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