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悪い顔で笑った賢斗が、俺の首筋へ顔を埋めてくる。
俺の予感は的中で、お仕置きとはつまりそういうコトなのだろう。
首筋に賢斗の唇と硬めの髪が触れ、こそばゆさに目を細めたけど、ここがどこだか忘れてはいけない。
「ちょっ......外!外から見える!」
「プライバシーガラスだから問題ない」
「そういう問題じゃない!嫌だ!」
「お仕置きなんだから、嫌なことに決まってんだろ」
冷たく言い放った賢斗が俺の首に吸い付き、鈍い痛みが伴う。
「俺のもんだって印」
どうやらコレがお仕置きらしいと理解した俺は、思いっきり賢斗を突き飛ばした。
「ば、馬鹿!!こんな誰にでも見えるところ......」
「見えなきゃ意味ねえだろうが」
「......っ!」
何でこんなに怒ってんの?
何もそこまで怒られる筋合いはないと、俺は賢斗に反抗する。
「教師の雑用手伝ってただけじゃん。あいつ担任だし」
「お前、高杉に触らせてただろ」
「は?」
「お前探してるときに外から見たんだよ。お前のほっぺたを触ってるところ」
......だからあんなに急いで来た感じだったのか。
「もしかしたらって、どんだけひやひやしたと思ってんだ」
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