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やくそく(篤哉)
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――ザーーっザーーっ
「なぁ、海音。」
「なに、篤哉。」
「最近、雨多くね?」
「梅雨だろ。そんなこともわかんねーの?」
いやいや、さすがに分かるよ。
俺生まれてから25年間、日本に定住してるしね...
そうじゃなくて、
「コウ...ほら番の幸輝。
今度のオフにデートか旅行に連れていってやりたくて...
梅雨までに行けると思うって言ったけど
この分だと、無理そうだな...」
「知らないよ。でも、旅行の方がいいんじゃない?
騒がれたら大変でしょ。
温泉にでもいってきたら?
個室に露天ついてるところ。」
あぁ、海音!!
たまにはいいこというな(笑)
「なんか今、俺に失礼なこと考えなかった?」
睨みを聞かせてくるこいつが、ファンにかわいいって騒がれているなんて 今でもまだ信じられないことがある。
だって、こいつ腹黒、小悪魔、
最低なやつの代名詞みたいなやつだぞ?!
「オイっ、篤哉っ!」
「考えてねーよっ!」
――コンコン
「sugeretさん、リハお願いしますー」
「「はーい」」
――パタン
「声被せてくんな」
「知らねーよ、ばかのーん」
「はぁ?!!あほやっ!!」
「うるせー!名前いじるなっ!」
「先に言ったのお前だろっ?!」
「sugeret、今日も仲いいねぇ!」
「「ありがとうございます」」
くっそ!海音め!!
でも、コウは海音の言う通り、温泉にでも連れていこうかな。
風呂好きだしね。
うん、そうしよう。
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