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聞きたいこと -6
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まずい、非常にまずい。
最近駆のことが好きすぎる。
今日も家に帰った途端、中1の時の駆の
写真を何故か手に取ってしまって、
しかもそれをずっと見てたら、勃った。
勿論抜いた。
このまま俺の自己満足で済むならそれで良い。
だが、このままでは、俺はいつか暴走する。
いつ駆に甘い言葉を掛けてしまうか、
いつ手を取って押し倒して、無理矢理
唇を奪ってしまうか、分からない。
そんなことをしたら、遂に駆との関係が
本当の意味で終わってしまう。
元々終わっているに等しいかもしれない。
だが、面と向かって、はっきりと駆に
拒絶されることは、俺にとっては
死のようなものだった。駆と離れている
間もずっと駆のことしか頭になかった。
せめて、俺の頭の中では、
美しい妄想のままであってほしい。
だから俺は、決して良い関係ではなくても
最低限今の状態を保たないといけない。
明日に迫る次の体育。
自分で駆とのペアをセットしておきながら
俺はとてつもなく大きな不安を抱えていた。
だって、足を絡めるんだぞ…?
俺、耐えられるかわかんねぇよ、、
「あぁぁぁどうしよおおォォ」
頭を抱えて一人でベッドの上で
悶えていたら携帯が鳴った。
秀馬からのLINEだ。
『いまひま?フォルテリアいかね?』
丁度良い、この煩悩を消すために、
いっそ遊びに行こう。
俺はすぐに行くと返事をした。
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