アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
後悔
-
キヨ視点
急いで学校に行ったが、やっぱり遅刻ギリギリだった。教室に入ると、フジが周りに花が飛ばんばかりの笑顔で俺に駆け寄ってきた。
フジ「キヨ、おはよ!」
フニャっと笑ってフジは言う
あー可愛い、クソ可愛い、何で俺のじゃねぇんだろ
キヨ「おーフジ、はよ」
俺は溢れる気持ちを抑えて、出来るだけいつも通りに返した。
その時フジに1人の女子が寄ってきた。
女子「フジくぅ〜んどこ行ってたのぉ」
フジ「ごめんね、キヨと話してた」
女子「ふぅ〜ん」
キヨ「おー、丁度いい、二人共おめでとな」
フジ「ありがと」
女子「ありがとぉー」
言った…!やったぞキヨ!
女子「フジくん早く行こぉー」
フジ「えー、まだキヨと喋ってるとこじゃん」
キヨ「いいよ、行ってこい」
フジ「いいの?」
キヨ「おう」
女子「ほらぁーキヨ君も言ってるんだからー」
フジ「しょうがないなぁ」
そうして女子がフジの前を歩く、行き際に小声でフジが上目遣いで「ごめんね?」なんて言ってきた。俺は気にしてない感じを装って「おー」と答えたけど内心けっこーやばい、
だってあれは反則だろ、上目遣いとか、あれ絶対無意識だし!
やばい、ほんとにフジが欲しくなってきた、何でよりによってあのぶりっ子野郎なんだろう、何で俺じゃねぇんだろう、
何で
もっと早く気づけなかったんだろう
何だか頭がぐるぐるしてきた、もう何もかもが嫌になってくる。
俺はヒラたちに呼ばれるまでその場に立ち尽くしたままだった。
✄- - - - - - キ リ ト リ - - - - - ✄
最近文章が短めですね、ほんとごめんなさいm(__)m
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
10 / 13