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嵐のメディアマイスター 8
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「おはよう!ひなっちゃん!」
次の日硝子は初めて教室で挨拶をされてしまった。
茶々は朝っぱらから元気が良く教室に入ったばかりの硝子を捕まえ、相変わらず眼鏡にかけられてるキャラだなぁ、と意味不明なことを言ってくる。
硝子は驚いてしまったが挨拶を返さねばと両手を握り締めた。
「あ..う、おは..おはよう」
「うんうん。で、昨日の件考えてくれた?」
その質問に硝子は焦ってしまって俯く。
昨日結局帰り着いた後走り回った疲労で何も考えられず、落ちるように寝てしまったのだ。
しかし断った方がいいだろう。
「え...えっと..」
「まじ?ありがとー助かるわ!」
「ええ...」
言い淀んでいる間に茶々はそう言って嬉しそうにし硝子の手を取っては、よろしくよろしく、と振り回して来た。
話を聞く気がまるでない茶々のパワーに押され
硝子は手伝うはめになってしまったのだった..。
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