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第6話 トビーとヘンリエッタ夫妻の秘密※NLです
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コンコンッ
トビー「はい?」
ガチャッ
トーマス「やぁ!トビー、遊びに来ちゃった!」
トビー「あ、いらっしゃい。トーマス!上がって上がって。」
トーマス「お邪魔しまーす!」
スッ
ヘンリエッタ「あらぁ、トーマスいらっしゃい!」
トーマス「ヘンリエッタも元気そうだね。」
ヘンリエッタ「ふふ~ん!凄い、ピンピンのピンよ!」
トビー「はははっ」
―僕の名前はトビー。
今年で62歳。……え?見た目が10代くらいにしか見えないって?
これには理由がある。
昔、まだ僕達が本当の10代の時に…
幼馴染のヘンリエッタと共に、ある洞窟に訪れたときの話。
ヘンリエッタ『ねぇ、トビー!』
トビー『どうしたんだい?ヘンリエッタ…』
ヘンリエッタ『私、凄く綺麗な場所を見つけたのよ?』
トビー『へぇ、どんな場所だい?』
ヘンリエッタ『ふふ!
何の変哲もない、ただの洞窟なんだけどね?夜になると、光り出すの!』
トビー『光り出す?』
ヘンリエッタ『うん!』
―そうそこは今で言う防空壕が放置されている場所で、その時からだが、立ち入りが許されていない、人の気配すら無い場所だった。
そこが夜な夜な光り出す。
…とヘンリエッタ達女子の間では噂になっていたらしい。
その夜。僕はヘンリエッタと共にその洞窟へ出向いた。
トビー『ここって…防空壕だった場所だよね?』
ヘンリエッタ『そう。でも、今は立ち入ることが出来ない場所。』
トビー『それで?人の気配すら無い場所に、光り出すんだい?』
ヘンリエッタ『もう。トビーは夢が無いんだから!
これから、それを調べに、ここに入ろうと思うわ!トビー、アナタには拒否権無いわよ!』
トビー『はいはい。ヘンリエッタに付いて行くから。懐中電灯出してよ。』
ヘンリエッタ『さっすが!トビー、大好き!』
トビー『…ちょ、おい!///抱き付くなよ!』
ヘンリエッタ『ふふっ』
―そうして、僕達は懐中電灯の光だけを頼りに、中へと進む。
カツーンッ カツーンッ
トビー『さ、さすが…夜の洞窟は、夜の学校と同じくらい恐いね。』
ヘンリエッタ『そ、そうね。』
―分かれ道にやって来た。
ヘンリエッタ『た、確か…こっちにあるって…』
ヘンリエッタがそういうと、突然洞窟内が明るくなる。
パッ
トビー『へ、ヘンリエッタ!あれじゃないかな!』
ヘンリエッタ『あ、本当だ!』
カツッ
すると、光の前に誰か座っている。
ヘンリエッタ『だ、誰…?』
?『…あら、このような場所に人が訪れるとはね。』
トビー『アナタは誰なんですか?』
?『…私が何者かは関係ないわよ。
…それより、この場所を訪れたという事は、この石目当てかしら?』
謎の人物は光る石を見せる。
カァンッ
石は光を増す。
→
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