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屋上
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結局屋上に行くことにした。
俺達は手を繋いだままなのでそのまま引っ張って歩いてくれる。
遥希が屋上の扉を開けると、予想外のことが起きた。
?『ん?お前ら付き合ってんの?』
皐月・遥希『え? / は?』
なんと、イケメン担任教師が屋上で喫煙していたのだ。
しかもタバコ咥えながら柵によしかかっている姿もそこらのモデルよりも半端なく格好良かった。
遥希『付き合ってねぇーし、そこじゃなくね…?』
千駿『じゃあどこだよ。』
遥希『サボりについて怒るとか。』
千駿『俺は見てねーぞ、訳があったんだろ?
お前らの記録見てたらサボりとかなかったし。』
遥希『まぁ、うん。』
千駿『それ以前に敬語どうにかしろ敬語を。』
遥希『それは無理ー。』
千駿『クソザル…、なぁ高梨。』
皐月『…?』
千駿『さっきはどうした。』
皐月『…すみません。』
千駿『謝れなんて言ってねぇよ、お前がいつ悪いことした?』
皐月『…。』
千駿『三者面談の話しただけで真っ青になってたけど…。』
遥希は見守ってるみたいだ。
皐月『両親には聞いてみますが、来る可能性は…。』
千駿『…そうか、無理はするな。』
皐月『え?でも三者面談は義務ですよね?』
千駿『でも事情があるなら強要はできねぇだろ。』
皐月『は、はぁ…。』
遥希『変わったせんせーだな。』
千駿『んなことねぇよ。俺は仕事に戻るからな?』
そう言って出ていった。
相変わらず俺様だったけど、人がいいのかなと思った。
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