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ストーカーside
僕が、美しい彼を見つけたのはつい最近。
少し癖のある、だけど綺麗に整えられた柔らかそうな黒髪
少し濡れたような 優しい目
すらっとした細めのモデルのような体型
物腰柔らかな口調、笑顔
どストライクだった。
そんな、彼との出会いは駅。
偶然すれ違ったのだ。とても、いい匂いがした。
彼がスーツを着ていたことから 仕事帰りなのはわかった。
だから、その日を境に 毎日毎日 彼を待ち 彼を観察した。
終電で来る日もあれば、6時頃来る日もあった。
いつも彼はヘロヘロで、疲れ果てていた。
そんな姿も綺麗だった。
そして今日、僕は行動に出た。
僕より少し背が低い彼。
あ、ようやく僕の存在に気づいたみたい。
ふふふ、平然を装っているけど、おびえているね。
とても可愛いよ。
でも、彼はいきなり何かを思い出したようにスマホをいじりだした。
おもしろくない、おもしろくない、おもしろくない。
さっきまで、僕という存在に怯えていた彼は 少し悪そうな、でも幸せそうな雰囲気になったのだ。
僕は、睡眠作用のあるハンカチを取り出した。
捕獲完了だ♪
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