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シャワーを浴びながらブツブツ独り言をいう春平。
「こんなケツ使いまくってたらさすがに死ぬ…括約筋切れて一生人工肛門だよ…。セックスするだけで大金もらえるのは嬉しいけど、そろそろ普通の奴とヤリてぇな」
身体をバスタオルで拭き、全裸のままクローゼットへ行き服を選ぶ。
何日間もこの部屋にいたような感覚__そう思いながら着替えて部屋を後にした。
廊下を進むと突き当たりに大きな扉が見えた。
微かに牛肉のいい香りがする。
匂いに導かれ、春平は扉を開けた。
「うおっ!す、ステーキ!?えっ!!」
突然のご馳走に驚く。
広い部屋に、豪華なテーブルと椅子。
「春平くん、やっと起きたんだね。お昼ごはん一緒に食べようよ」
「まじ?いいの?サンキューゆき」
「う、うん!」
『ゆき』と呼ばれて少し嬉しい顔をする。
小さなお皿に、小さなステーキと付け合わせが盛られていた。パクパクと食べるゆきの隣に座っていると、奥から見慣れない男が出てきた。
「どうも。君が春平くん?」
「そうだけど…シェフ?」
「シェフっていうか、、まあそんなとこ。お腹空いてるよね、これどうぞ」
サラサラの髪に長細い目、前髪でよく見えないが瞳の色は透き通った茶色。
春平は一瞬にして心を奪われた。
こいつになら何されてもいい、そんなことを考えていたのだ。
「僕の名前は伊勢 水月(いせ みづき)。悟とは古い付き合いでね。よくここで料理作ってるよ」
「水月さん…よろしくお願いします…」
頬を赤くし、急いでステーキを食べる春平だった。
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