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カーテンの隙間から差し込んだ光に照らされて目が覚めた
カーテンがゆらゆら揺れて心地よい風が、僕の寝癖がついた髪の毛を揺らす
ここはどこだろう?
回らない頭を必死に回して昨日の出来事を思い出す
寝起きのせいか、酷い頭痛で一瞬顔が歪んだ
そういえば昨日......
確か、ゴミ溜めに埋もれていた自分に誰かが近づき
話しかけてきたことを思い出した
もしかして、あの人が僕をここまで連れてきたのかな?
でもどうして.....
いろんな憶測を考えてながら、ひとまず気怠い身体を無理やり起こして周り一面を観察してみる
白で統一された壁や床、こんな大きな部屋にぽつんと寂しく、僕が今寝ていたベッドが置かれている
とてもシンプルな部屋だった
唯一の扉は、この大きな部屋にお似合いの
豪華に装飾されたこれまた白の大きな扉ただ一つ
あまりにも白すぎる部屋に僕は違和感すら感じた
しばらく他に辺りを観察していると
ふと自分がなにも纏っていないことに気づいた
慌ててベッドの上や周りに自分で脱ぎ捨てた形跡を探すが服はどこにも見つからず、シーツをめくったり枕を反対にしてみたりと、僕の頭はパニックになってた
そんなことをしながら頭を抱えていると
ベッドから少し離れた大きな扉からコンコンと軽やかな
音が聞こえてきた
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