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いくら嫌でも時間は勝手に進むもの。
時間は無情だ…
孝輔さんにそろそろ下に降りてロビーで待ってようと言われ少しも経たずにお父さんは来た。
稜『お待たせ、遅くなってごめんね。』
空葉『ううん、来てくれてありがとう…』
稜『呼んでくれて嬉しいよ。
孝輔くんもありがとう、空葉と居てくれて。』
僕に向かって謝ってから孝輔さんに笑いかけた。
孝輔『俺も癒されたんで、良かったです。』
空葉『昨日も今日もありがとうございます。』
孝輔さん家に泊まれるなんて本当に嬉しかった。
孝輔『また泊まりにこい、後で聞かせてな。』
軽く僕にウインクして頭を撫でてくれる。
空葉『はい!』
抱きつきたい衝動を抑えてお父さんと車に戻った。
稜『空葉、家帰ったら話聞くね。』
別に話があるとも言ったわけじゃないのにどうして分かるんだろう。
孝輔さんといいお父さんといい、エスパー…?
空葉『別に、大したことじゃ…』
稜『俺には大したことなの!絶対聞かせて!』
空葉『う、ん…』
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