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「ちょっとくらいいーじゃんマトピー、いよりんにはしっかり貞操帯はめてあるし、あ、オレ達はプリン食べてよ!ほらほら、ね、マトピ?」
静彦はマトの顎を掴んで上にあげて目を合わせる、するとマトはポッと頬を赤らめてアッサリと頷いた
澄久の部屋にやってきたいよりは懐かしげに室内を見渡し…机に置いてあるペンケースを見て嬉しそうに微笑む
そのペンケースにはいよりがあげたアルパカのストラップがつけられていて、もちろんいよりも自宅用のペンケースにお揃いのものをつけている
スマホか通学用のバッグにつけるかとも考えたけどどこかで落としたら嫌なので自宅で使うものにつけることにした
「嬉しいなぁー…あっ、詠ちゃんにもペンケースにつけといてって言わないと…ここ楽しかったし、アイス美味しかったから三人でも行きたいなー詠ちゃん何とかしてくんないかなぁ」
いよりは澄久のベッドに飛び込んで誘うように両手を広げてきたので澄久もベッドに乗って覆いかぶさるようにいよりを抱きしめる
澄久の体重がかかってくるけどその圧迫感が気持ちいいといよりは目を細めた
「それなんだけどさ…前も思ったけど、詠朔のやつ多分遊園地嫌いだと思うぞ、俺も別にそんなに好きじゃないし…いよりが行きたいなら付き合うけど」
え!?といよりが意外そうに驚く
澄久がそういう人が多い場が苦手なのは知ってるけど詠朔が遊園地を苦手に思ってるなんて初耳だ、詠朔はその容姿から人目を引いて囲まれる事が多かったけど嫌な顔をしてるところは見た事ない
「多分だけどな、昔に修学旅行で行き先が遊園地に決まってあいつ嫌がってたし、結局サボって不参加だったしな…俺もサボったから何にも言えないし聞かなかったけど意外だったから覚えてる」
ただ詠朔もいよりがお願いすれば付き合ってくれそうだ、でも詠朔が嫌なことならいよりは無理をしてまで誘いたくない。
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