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片思いを合わせて…
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「あっ、御船…っ、待っ…!」
マンションに帰り、玄関の鍵を閉めた瞬間、
御船がすぐに七瀬を壁に追い詰め、強引に口を塞いできた。
七瀬は鞄を落とし、身をよじる。
「ん、ん、待て…、ま、て、御船!
ここ…」
玄関、と言葉を紡ぐ前にまた口を塞がれる。
激しいばっかりの口付けに、七瀬はガクガクと膝を震わせ、ついには折れた。
倒れそうになるところを、力強い御船の腕が抱きとめる。
ようやく口を離された頃には、七瀬は完全に脱力していた。
二人分の息遣いが部屋に満ちる。
「あ…、も、おま、え、」
ーーー玄関!!
と怒鳴ってやりたいが、声が思うように出ない。
御船の息が熱い。見おろす視線も、抱きしめてくれる腕も身体も、
そしてーーー、
「七瀬、」
「ぁああっ!」
御船の手がスルリと、ズボン越しに七瀬のソレを撫でる。七瀬はたまらず仰け反った。
「ぁあ、やめっ!」
「濡れてる。」
耳元で、御船がクスッと囁く。
その言葉だけで、七瀬の膝からまた力が抜けた。
同時に羞恥で顔が真っ赤になり、脱力した身体に鞭打って、御船から離れようとする。
しかし御船はまるで子猫でもあやすように、
それをいなす。
「っ…、」
「七瀬も期待してたんだ?」
「ぁ、あ、ちが、やめろ!手…っ、離せっ」
御船が素早く、七瀬のズボンのベルトを外し、
手を差し込んでくる。しかしまだ直には触れずに、今度はパンツ越しに七瀬のソレを抜きにかかってきた。
「ぁ、ああっあっ!や、御船っ、やめ…」
思わず御船にしがみつき、抗議するが、
御船は聞き入れるどころか、抜く手を更に強めて、七瀬を大きく揺さぶった。
七瀬が悲鳴をあげる。
ーーーまず、い…!まずい、このままじゃ…
御船の手がどんどん、激しく七瀬を追い詰める。
七瀬の震えは次第に痙攣に変わり、身体中に波が押し寄せてきた。
もうそろそろだ、と感じたのであろう。
御船は七瀬を見下ろしてニヤリと笑い、激しい責めを緩めずに、
囁いた。
「イけ。」
「ーーーっ!ぁあああああっ!」
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