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美しく残酷で儚き病 3 Byレトアブ
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前回の続きです。
草表現入ります。
心が痛むかもよ。
キヨ氏出てくるよ。
それ以外今回は何も言うことないんだ。
堅くないガリソンらしいでしょ。
それではどうぞ。
───────────────────────
〜あと6日〜
Ab side
昔の夢を見た
何でも出来て完璧人間だった頃の夢だった
決してそれは
いい夢ではなかった
『アイツまたコンクール優勝したんだって』
『トロフィー貰っても真顔だったんだろ?』
『舐めプ野郎じゃんwww』
『お前話しかけてこいよーwww』
『嫌だよ!!お前が行けよ!!』
『嫌に決まってんじゃん!!気持ち悪い!!』
ア『…』
『うわアイツまたテスト500点満点だってさ』
『そこまで出来すぎてっとキメェわwww』
『女子どう思うー?w』
『え、近付きたくないよ』
『こっちが劣ってるのバレバレじゃんね』
『顔はいいけど絶対付き合いたくない』
『ちょwww言い過ぎwww』
ア『別に付き合って欲しいなんて誰も言ってないんだけど?』
『ッうわ…』
『感じ悪くね…?』
『女子に振られて逆ギレwww』
『マジありえねぇわwww』
ア『…上履きが無い』
『ふッwww』
『ちょッwww声出すなよwww』
『お前もだろwww』
ア『…』
…いつ思い出しても
嫌な過去だ
…けど、そこから始まったんだ
どんなに完璧であっても
…いや
完璧であるから僻まれるなら
完璧なんてやめちゃえばいいんだ
そんな思いから始まったんだ
俺の恋愛が
まず最初に大学を出て
就職して
一人暮らしを初めて
ある程度の機材を揃えて
動画投稿を始めた
上手くもなく
下手でもない
何かが欠けた
ゲーム実況を
『アブさん素敵過ぎて吐血』
『イケボ過ぎ』
『なんだろう、なんか、うん、結婚して?』
何か変な形で
何か変な人達が集まったけど
完璧を崩したら
周囲に認められた
ア『ほら、私完璧人間なんでぇ』
そんな風に言ってみても
ふざけたように自慢してみても
『草www』
『イケメンwwwwww』
ほら
たくさんの人に
受け入れられる
…こんなのは知らなかった
少しの完璧を崩しただけで
こんなに周りから認められる
注目される
…やめられなかった
そんな
ただ単に周りから認められたかった俺より先に
いろんな人に受け入れられてた人がいた
それが
レトやんだった
レ『コラボ実況しましょう!!!!!』
ア『あーいいね、楽しそう!!』
そんな会話をし始めた頃には
俺の方が上回ってた
…最初は、ホントに
小さな嫉妬だった
蹴落として
俺を1番にさせるために近付いた
…それだけだったのに
レ『アブさんあのコース難しいっすよ〜…』
俺の方が
レ『あと1回だけ!!チャンスください!!』
どんどん
レ『アブさん、飲み行きましょ!!…まぁ…俺は飲めないんですけどね…』
引きずり込まれていった
人を寄せ付ける眩しい笑顔に
特徴的で印象に残りやすい鼻声
単純な面白さ
それにつられる人と同じように
…いや、それ以上に
俺はレトやんに引きずり込まれていった
…俺は
ずっと人から愛されないで生きてきたから
こんな気持ちになるのは初めてだった
…けど
『男』と『男』
その形は
異様な物だと悟った
だから
ずっとずっと隠してきた
…なのに
『大好きでしたよ、アブさん』
…あんな形で
分かるなんて…
ア「…はぁ…」
…昨日
あんな事があってから
また夜が明けた
…俺の命は
まだ続いている
ア「…早く死んじゃえばいいのに…」
ピキッ
ア「いッ…?」
突然
背中に走った鋭い痛み
…なんの痛みだ…?
今の俺は
大きい花が引っかかる衣服が邪魔になり
上半身裸の状態
…だから
花が服にひっかかかったって事は
…無いと思うんだけど…
背中じゃ目が届かない
…鏡見てみるか
ベッドから降りて
すぐ側にある姿見で背中を見てみる
ア「…は?」
俺の背中の痛みが走った部分には
しっかりとヒビが入っていた
ア「…なんだよ、これ」
背中の醜さを際立たせるヒビ
凄く凄く
忌々しい
…なんで俺だけ
こんな目に…ッ
俺が何したんだよ…!!
『アブさ〜ん?』
ア「ッ!?」
涙を流しかけたその時に聞こえた声は
レトやんじゃなかった
…もしかして
キヨくん…!?
玄関の鍵閉め忘れてたのか…!!!!!
ア「待っ、待って!!」
ガチャ
キ「不法侵入失礼しま…」
ア「…」
俺の制止も空しく
キヨくんは扉を開けて
案の定固まった
あぁ…もう嫌だ…
嫌な事しか起きない
ア「…ッ」
キ「…」
…何か言えよ
気持ち悪いなら気持ち悪いって言えよ
黙ってんじゃねぇよ…!!
ア「ッおい」
キ「綺麗…」
…は?
はぁ!?!?!?
ア「…はあああぁ!?!?!?」
Episode3 end
NEXT→Episode4
↓あとがき。
───────────────────────
はいどうもおはこんばんちわっす!!ガリソンです!!
…わざわざあとがきを書いた理由
それは !!
なんと!!
ガリソンの小説アクセス数2000突破!!!!!
ありがとうございまぁああああぁぁあぁあぁあぁぁああああぁぁあぁあぁあぁす!!!!!
まさか死ぬ前に2000行くとは…
この調子なら1万アクセスも夢じゃな…
…夢のまた夢ですね( ˙-˙ )(((
皆様に感謝すべく
あとがきを書かせて頂きました!!
本当にありがとうございます!!!!!
これからもこんな駄作をよろしくお願い致します!!
…あ、リクエスト全然募集してるので!!!!!(((
今書いてる長いお話が終わったら
書かせて頂く形になります。
それでもよろしければになってしまうんですが
リクエスト募集しております
コメント欄にCPと具体的なシチュ
それからガリソンへ励ましの一言を!!
…冗談です…
CPと具体的なシチュまでで大丈夫です。
小説の初めにお名前を記載します
希望してくだされば記載はしません
その事を踏まえてリクエストをお願い致します。
それでは今日はこの辺で
ここまで読んで頂きありがとうございました!!
お疲れ様でした!!
さよならGood-byeまた次回!!
※花咲病のお話、考えている時点でただいま中盤となっております。長いお話ですが、よろしければ最後までどうぞお付き合い下さいませ。
それでは。
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