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楽しい遊び
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「ま、待って、俺男だよ!」
「?知ってるよ〜?」
何がおかしいの?という様に顔を傾ける。
竜也はお構い無しに俺のワイシャツのボタンを外し始め、俺は頭がフリーズする。
「ちょ、ちょ、ちょっと待って待って!やっぱ男同士でするのは変でしょ!普通女の子とするもんじゃないの!?」
「今時そんな偏見持つもんじゃないよ〜?」
ヘラヘラと笑いながら竜也はベルトに手をかけ、俺は止めようとするが両手を竜也に片手で抑えられる。
「ちょ、竜也!」
露わになった胸を竜也の手が舐める様に撫でる。
「やっぱ可愛いね、虎は。」
「何言って、ゃだ!」
「気持ち良くない?ここ。」
「あ、ぁあ、待って、」
乳首を弄ぶ竜也の目が怪しく光り、下半身がゾクゾクしてくる。
「やっ、竜也ぁ!」
「…うるさいなぁ。もっと可愛く鳴きなよ。」
「あぅ、引っ張んないで、ぁ、いた、」
乳首を強く引っ張られ、痛みと同時にピリピリとした快感が襲う。
(花…。)
ふと花の顔が過ぎる。
『虎くん!』
ちゃんとプールにいればこんな事にならなかった。
花の言う事聞けばよかった。
後悔が押し寄せ、目に涙が滲む。
視界がボヤけて竜也の顔がよく見えない。
「いいね〜、その顔。」
竜也が俺のベルトに手をかけた途端、何かが勢い良く壊れる音がした。
「ん〜…、邪魔が入っちゃったな〜。」
「…?」
ボヤけた視界では誰が来たのか分からない。
「虎くん、待たせてごめんね。」
(…花…?)
目のボヤけが収まってきた頃、目の前で花が竜也を投げ飛ばす。
「は、花!?」
あの穏やかな花が笑顔を浮かべながら人を投げる姿に驚愕する。
「…うぅ…。」
竜也は完全にHPが0になり、痛みに唸り声を上げる。
「帰ろう、虎くん。」
「う、うん…。」
花の笑顔があからさまに偽物の笑顔で、少し恐怖を感じながらも花の後を付いていく。
「すいません、お邪魔しました。」
何も知らない家政婦さんは笑顔でお辞儀をして、俺も小さく頭を振った。
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