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純真メランコリー 62
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祖父さんは、綾世をとても大切に思っている…。
でも綾世は、自分が祖父さんの重荷だと思い込んで、櫻木家を出ようとしている…。
なんだよ…。お互いのことが凄い大切なのに、全然通じてないじゃないかよ!
……このままじゃ、駄目だろっ!
「あのっ!響さんに、お願いしたいことがあります!!」
本当は、他人の颯斗が首を突っ込むことではないのかもしれない……。
けど、颯斗が今、動かなければ……綾世は、祖父さんの想いを、誤解したままになってしまう。
そして何よりも、綾世が自分自身を“居なくなってもいい…必要とされない存在”だと、思い込んでいることが、颯斗には耐えられなかった。
だから……絶対、どうにかする!!
綾世のために……。
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