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F-1009 カエデ・F-1010 モミジ(8)
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寝たふりをしたまま二度寝してしまったカエデは昼前に起きてきた。複雑な顔をして黙ったまま眉間に皺を寄せている。朝ご飯が昼ごはんと化した食事を食べ終わり、食器を洗わせた。溜まっている洗濯物を洗濯するように言うと、難なくこなした。どういう成り行きで二人はこれまで生きてきたのかは知らないが、小さいころから家事をそれなりにやってきたのだろうとわかる。
「カエデ、お風呂行くよ。」
「な、なんで・・・。」
「聞くんだ?」
「・・・・・・。」
「隅から隅までカエデの体洗って、ケツの穴に水入れて、腸を綺麗に・・・」
「いいっ、言わなくていいっ」
「そう?」
一歩二歩とゆっくり近づいて、服をめくると顔を真っ赤にさせて抵抗した。着替えも持たずに風呂場へと駆け込んだ。俺は敢えて着るものを持っていかないことにしたから、どうするのだろうと楽しくなった。
「ちょっ・・・あっ・・・」
「ん?なに、まだどこも触ってないでしょ。」
「ちがっ、あし、・・・あっ」
風呂に何分かけているんだと思いながら、言葉通り隅々と洗浄する。大きく暴れることはなかったが、終始半泣きだった。体を流すように伝え、先に浴室から退室した。
「着る服くらい持ってきてくれてもよかったじゃねえかっ」
「なんで俺がそんなことしなきゃいけないんだよ。」
どんな格好で出てくるのかと思ったら、バスタオルを体に巻き付けただけの格好。ご丁寧に胸まだ隠していることに笑ってしまった。声を立てて笑う俺に腹をたててどかっとベッドに座り込んだ。
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