アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
15 ☆
-
「…ただい…」
ガツッッ!!!
何…?!!!
いきなり吹っ飛ばされて、尻餅をついた。
何が起こったのか、わからない。
見上げると、お父さんが険しい顔で立っていた。
「おとうさ」
「何やっているんだ!!おまえはっ!!!
この恥晒しがっっ!!」
お父さんは言って、僕を無茶苦茶に叩いて蹴る。
「いたっっ!!
痛いっ!!
お父さん、止めてっ!!」
「金は充分渡してあっただろうっ!!
それなのに、こんな事しやがってっっ!!
おまえの担任から連絡もらって、顔から火が出たぞっ!!」
財布…?
財布を取ったって……お父さんも思ってるの?
「僕じゃない!
僕はやってない!」
「うるさいっ!!」
バシンッッ…と……頰を叩かれた。
「いいか!!
今度こんな事したら許さないからなっっ!!」
お父さんは怒りながら帰って行った。
身体……痛い…や……。
今日は……よく殴られる日…だなぁ……。
茫然と尻餅ついたまま……そんな事考えた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
15 / 278