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出産後の経過
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とりあえず東雲に毛布を持ってきてもらって包まっていたが誠二が俺を抱えて部屋に連れて行ってくれた
東雲に赤ちゃんを見てもらっていた
「誠二、皆のとこに戻って良いよ?
なんかあったら呼ぶから・・・
それと大事な事話し忘れてた
赤ちゃんの名前『光希(こうき)』にしたい」
「良い名前だな
皆に伝えても良いか?」
「良いよ、これからみんなに支えてもらうし面倒も見て貰ったりするから後で俺からもあいさつするよ」
「分かった、ゆっくり休んでな」
それから誠二は部屋を出て行った
俺は布団の中で小さく体を丸めた
「寒い・・・、ヒーター・・・・」
一度入った布団から抜けてヒーターを付けた
「・・・・っ!!!!!」
布団に戻ろうとしたら下腹に鈍痛が走った
片手で腹を抑えて開いた手でテーブルに手を付いた
「いっ・・・・!!!」
痛みは次第に強くなっていくばかり
下から何か生暖かいものが流れた
「・・・血!!!!」
ゆっくりと床に体を寝かせた
誠二に連絡しようと手を伸ばしても届かない
体中から冷や汗が止まることはなく流れ続けている
それからどれくらい経っただろうか
「龍弥さん、入りますよ」
「東雲・・・・、早く・・・・」
東雲が様子を見に来たらしい
「龍弥さん!!!」
「腹・・・・痛い・・・
血が・・・・出てて・・・・」
「わかりました、すぐに医者を呼びますから!!!」
その後、すぐに誠二が来てくれた
「龍弥、ズボンと下着下げるからな」
誠二はそう言うとタオルを当てて抑えた
「赤沢、下に敷き布団を敷いてくれ」
敷いてくれた布団に移動させられた
少しの衝撃でも腹にくる
「いっ・・・・うっ・・・気持ち悪い・・・・吐く・・・かも・・・・」
近くに居た人が袋を持って来てくれた
「うっ・・・ゲボッ・・・ぐっ・・・」
俺は袋に吐いた
誠二は背中をさすってくれた
何度か吐いて吐くものがなくなった
「ちょっとは楽になったか?」
「う・・・ん・・・」
「もう少し待ってくれよ
先生来るからな、それまで休んでな」
誠二は俺の後ろに当てがっているタオルを替えて強く圧迫した
圧迫されると身体がピクッと反応してしまう
強く押さえられてると痛くて身体が逃げようとする
誠二は俺の身体が押さえて逃げれなくしている
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