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「なあ、リューシ、、、アルマとなんかあったのか?あいつ機嫌悪いんだけど、、、」
「うーん。思い当たることはあるけど、、、」
朝からアルマが口を聞いてくれない。
今はクルトと俺が御者台に乗り、アルマは1人で荷台にいる。
相当機嫌が悪いようだ。
「お前、何したんだよ。」
「はあーー?セックスしようとした!?」
「まさかあそこまで怒るとは、、、」
「っ、、、当たり前だろう!あいつにそれは禁句だよ。、、、っていうかお前男もいけるのか?」
「え?綺麗ならどっちでもいいが、、、?ここはそういうんじゃないのか?」
「、、、!」
クルトはなぜか言葉を失っている。
「ところで、何で禁句なんだ?」
「悪意がないから、俺もなんて言っていいか、、、貴族って、別世界だ、、。」
それからクルトが俺の住む世界とここの違いを教えてくれた。
ここでは好きな人としかそういうことはしないらしい。
好きでもないのにそういうことをするのは、奴隷か娼婦、そのために雇われた者だけだという。
それに、アルマはゲイルやその周りからそういう目で狙われたこともあり、心底そういうことを嫌っているらしい。
、、、まずいことをしてしまったらしい。
「でも、まさか、セックスしたことがないわけじゃないだろう?」
「えっ、本当のところわからないけど、俺が知ってる限りはないと思う。、、って俺が言ったって内緒な。」
「あんな顔して?、、、それはすごいな。」
「、、、お前、その言葉、絶対にアルマに言うなよ。確かに俺でもドキッとすることはあるけどさ、、こっちはそれもあってあそこから逃げてきたんだから。」
なるほどね。
でもあの容姿にあの性格だったらどんな奴だって惹かれるだろうな。
俺だって、、、
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