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言葉もなく、ベッドに押し倒される。
ベッドは椿の匂いがして、クラクラして気が遠くなりそう。
「……脱がして」
椿に言われて、恐る恐る手を伸ばした。
モタモタとボタンを外す。
緊張して時間がかかってしまったら、くすりと笑われた。
はらりと落ちるシャツ。鍛えられた体は格好良く、腹筋も割れていた。
高校生なのに、なんて色気……! 目のやり場に困る。
どこを見ていいのか分からず、目が泳ぐ。
チュ……
優しくキスされて目が合った。
少し興奮しているような目にドキドキが加速する。
椿の手が次々に俺のシャツのボタンを外す。
胸に手が触れて、ビクッと体が震えた。
「胸まで開発済みか……」
面白くなさそうに椿が呟く。
いや、そんな場所、触った事ねぇし!
再度、胸を弄られた。
「…………ん、ッ!」
うわ! 変な声、出た!
男が喘いでいたりしたら、萎えるに決まっている!
慌てて口を塞ぐ。
「……男なのに。こんな場所、触られて気持ちいいんだ?」
椿の豹変に戸惑う。
「ち、違……っ、ァ」
今度は下に手が伸びてくる。
「な、中は! 風呂で準備してきたから触んなくて平気!」
そんな場所、椿に触らせる訳にはいかない!
慌てて拒否すると前と後ろ、両方に手が触れた。
「……勃ってるね」
クチュリ……
椿の手が……!
「ぁ……ん、ハッ……やっ……!! う、後ろはッ! んん……駄目っ……!」
椿は俺が嫌がっても全く手を止めない。
信じられない……
ノンケのくせに、男のを握って――後ろに指を突っ込むなんて!
「……痛くない?」
「う、んんッ!」
椿の指が俺の中に入っている……
無機質なオモチャと違って手が熱い……
「ここは? どう?」
「ァぁッあっ!」
中をなぞられて、前も同時に攻められ、大声を上げてしまう。
「いつも格好良いくせに快感には弱いんだね……」
優しいのか意地悪なのか。笑っているような声だった。
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