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空いた穴を塞いであげる 紫×桃
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私の小説は、あまり空間がなく範囲も少な目なので、文字は拡大で、できるだけ見れる幅は広くして見てください。(早く見終わりたい人はそのままでいいです。)
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桃視点
最近俺のアンチが多い気がする。
そのせいで、すとぷりのみんなにも迷惑がかかる。
そんなの嫌だ。
すとぷりと言う素敵なグループを俺のせいで汚してしまうかもしれない。
リーダーには悪いけど、少しの間だけ俺に、
休みをください。
~~~~~
紫視点
ピコンッ
紫「ん?誰だろう」
さとみくんからlineだ。
その文章には、いつもとは違う真面目な文で、
『なーくん。
俺に少しだけでいいので、自分のYouTubeのどうが投稿を休ませてください。理由は、自分でもしょうもないと思えることなので言いたくないです。また話す機械があったら、言います。』
そう書いてあった。
理由って、なに?
何かあったらいつでも相談のるよって何年も前から言ってきているのにも関わらず、
「言いたくない。」その一言で、俺の差し出した手を放される。
明日は、すとぷりの公式生放送。
感じが悪いとリスナーさんにも迷惑が掛かっちゃうよ?
明日には、元気なさとみくんでいてよ。
その願いも叶わず。
~~~~~~
紫「始まって参りました~!すとぷりの公式生放送~!」
「早速~…青色担当ころちゃんいっちゃってー!」
青「はいどうもー!!青色のころんでーす!!」
紫「気合い入ってるねー!!」
「それじゃあ次!ピンク色担当さとみくんいっちゃってー!」
桃「はいどうも…ピンク色担当のさとみでーす。」
さとみくん、元気がない。
紫「さとみくん。駄目だよ!気合いいれていかないとー!!」
そう言うといつもはハイテンションで、出直すのに今日は、
桃「...」
黙ったまま。俺も黙ったままのさとみくんにどう話しかければいいのか分からなく俺も黙っていた。
コメント欄では
『さとみくん大丈夫?』
『さとみキモい』
『さとみ要らん』
そんな心無い言葉を放つやつもいた。
もしかして、アンチが原因?
とりあえず次いかないとと思った俺はるぅちゃんジェルくん莉犬くんを呼んでいく。
なんとか生放送を終えたが、さとみくんは全然喋りもしなかった。
コメント欄でもさとみくんのことを貶すやつもいた。
さとみくん。
大丈夫だよ。
君の心配することなど要らない。
リーダーのななもり。さんが助けてあげるよ。
~~~~~~
桃視点
生放送中、全然しゃべれなかった。
コメント欄に目がいきすぎてた。
なーくんごめん、、なさい。
一人じゃなにもできないのに、
メンバーにも、優しいリスナーさんにも迷惑を...
桃「もういっそ、自分だけ傷つけてしまえばいいんだ」
そう言い作業部屋にあったカッターを持ち、どんどん左腕に近づけていく。
冷たいカッターの刃があたり
あとはカッターの持っている手を強く左腕に押して、横に引くだけだ。
サクッ ...
少ししか引いてないのにだらだらと出てくる血を見ていたら何となく落ち着く気がした。
それと同時に背中から重たい重心、そして暖かい二つのことで、
俺は誰かに抱きしめられているとわかった。
後ろを振り向くと、
桃「...ジェ、ル?」
橙「さとちゃんなにしてんの?」
「そんなことして何が楽しいん?」
「今すぐそれやめや。」
俺はジェルの言われた通りやめた。カッターの刃をしまい、机においた。
そのあとに、なーくんが入ってきた。
怒られると思い、身構えていた。
だけどその思いとは裏腹に、
紫「今さとみくんが生きててよかった」
それだけいって、ニコッと笑っていた
今の状況が不思議だ。
ただわかっていたことは、俺のスマホのなかには、沢山のリスナーの声があった。
俺はこの人たちに支えられて、助けられて生きているんだ。と、強く思った。
桃「なーくん、ありがとう。」
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happyend(1543文字)
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