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彼首輪⑤
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今まで自慰行為の際に触れたことがなかった乳首がこんなにも敏感に反応していることが恥ずかしい。振動を与えられる度に体が自分の意思とは反して勝手に動く。
「んんっ…!ん…!!!」
「はは…超感じてんじゃん…いい、めちゃくちゃいい…」
(なんでこいつの性癖に付き合わさせられなきゃならないんだよ…!)
内心ではこいつを今すぐにでもぶん殴ってやりたいと思っている。
見えないせいでいつどこにローターを当てられるのかがわからず無駄にドキドキしてしまうのが悔しい。
「…はは……いいな…他も試すか……」
魚崎はそう言うとローターを止めたのだろう。
ずっと鳴っていた音が止まった。
そしてガチャガチャと何かをいじる音は聞こえるものの何をしているのかがわからず少し不安になってきてしまう。
授業は始まってるのに、サボりだと思われてしまう。もし心配した教師が探しに来たらどうするんだ。
こんな姿見られてしまったら二度と学校に来れる自信が無い。
(…な、なんだ!?こいつ、ズボンを脱がそうとしてる…!)
ベルトを簡単に外されズボンのボタンとファスナーも解放される。
どうにかして抵抗しなくてはと思いつつも動けないでいる。
殴られたり蹴られるのはとてもじゃない。
これ以上体のどこかを痛めてしまっては部活にも支障が出てしまう。
「…お、お前…ビンビンじゃん……」
「んっ…ん……」
そう言い魚崎は下着越しに先端をツンと触ってきた。人のを触ることに抵抗は無いのか?
信じられない、他人の勃起したものなんて見たところでどうするんだよ。
俺は俺でなんでこの状況なのに勃起してしまってるんだ。
「なぁ、乳首で感じちゃってこんなになってんけど…ど、どうなんだよ……?」
(どうって…聞かれても何も答えられる訳無いだろ)
「き…気持ちよかったんだろ?」
そのまま下着まで脱がされてしまう。
なぜ下半身を…勃起したものを見せなくてはならないんだ。
何もかもが気に食わないし理解ができない。
(冷たっ…!)
股間にひんやりとした感覚がした。
その直後魚崎は手でそれを掴んでくると素早く動かし始めた。
「んんっ…!!ん…んぁ…ぅ…ん…!」
ローションを塗られたのだろう。
滑りが良い上に他人の手の力加減は予測がつかず、思いもよらぬ刺激が次々と襲ってくる。
どうしようも無いほどビクビクとしてしまい少しでも気を抜いた途端に果ててしまいそうだ。
こいつの前で簡単にイってたまるか。
「ヌメヌメすると…ふ、普通より…気持ちいいだろ?」
「んっ…ぅ…ん…んん…!」
「でも…て…て、手じゃ足らないよな」
そう言いピタッと手を止めるとまた何かをいじる音が聞こえる。
力を入れて我慢していたせいか息が切れる。
自慰行為とは比にならないくらいの快楽を初めて味わい複雑な気持ちになる。
もっと、もう少し…この快楽を求めたいが、魚崎にされるがままだということが腹立たしい。
「…こ…これ…使うか」
先端に何かを当てられてから徐々に包み込まれていくこれは俗に言うオナホールというやつだろうか。
見えないからハッキリは分からないが、生暖かくて中は柔らかい。そして少しキツイくらいの引き締まり感。
それに根元まで飲み込まれると、魚崎はまたさっきのように素早く動かし始めた。
「んんんっ…んぅ…ん…っ…!!」
「すげ…めっちゃ反応いい…」
(これはヤバい…マジでセックスしてるみたいだ…入口から奥までずっと気持ちいい)
ジュポジュポという音と、俺の耐えられずに漏れ出る声だけがこの空き教室の中で響く。
さっきの手でさえギリギリだったというのに、それ以上に気持ちが良くて寧ろこの快楽を手離したくないとすら思ってしまう。
男にオナホでされてるのにそんなこと関係ないくらい興奮している。
「んんっん…!ん…っ…ん!ん…」
「どう?気持ちいい?」
(気持ちいい…もっと…もっと!気持ちよすぎる…ダメだ、ヤバい…ハマりそうだ…)
生暖かい感触とローションのせいか、オナホだとは思えない。
まるで今、俺の上に誰かが跨って腰を上下に動かしているみたいな。
(…魚崎!?)
何故か頭の中の妄想では俺の上に跨っている人物が魚崎の顔で出てきてしまう。
どう変えようとしても魚崎が離れない。
今こいつにこんなことをされているからか?
魚崎が俺の上で跨ってたってそんなに…興奮なんか…
「っ…んん…んんんうっ!!」
「うお……マジでイった……」
(ど、どういう…ことだよ…意味がわからない…)
魚崎が俺の上に跨り腰を動かす姿を浮かべた途端めちゃくちゃに興奮してしまった。
情けないほど簡単に達してしまい脱力感がえげつない。
なんで魚崎で…こんなに感じちゃってるんだ。
体はムカつくくらい素直だ。
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