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「辰巳ってつくづく思うけどバカだよね。」
「んっ♡……へ?」
「ポリネシアンセックスのルール覚えてない?」
ルールなにそれ?
「その顔だと覚えてないっしょ?」
「……うん」
「はぁ……ほんとに……5日目入れてから30分は動かないでそのまま放置。」
「……んへ??」
「まじか。辰巳……ほんとに覚えてないんだね。」
「いや、、そんなこと……ないよ?うん……」
「あーこれはダメだね。まぁ、とりあえずこのまま放置。」
「……んっ♡……嫌だ」
「大丈夫だよ。今のままでも十分気持ちよさそうだし?」
「んあっ……これは……んっ……違う……」
「何が違うんだろうね?腰いっぱい動かして自分のいいところにずっと当ててるようにしか俺には見えないけど……?」
ギクッ
本音を言われた……
「ふふ。ほら、30分我慢ね?」
30分って簡単に言うけど……それが長いんだよ……
「んっ……」
「はい。動かない。その位置から動いたら、、後でお仕置ね?てか、動かなくてもお仕置だけど?」
え、後でお仕置?
「なんで?」
「ふふ。自分の心に聞いてみないと。」
俺の心?うーん、何も思いつかない。
「ヒント!」
「うーん、辰巳はきっとバレていないと思ってるんじゃないかな?」
俺がバレていないと……ま、まさか……
「ふふ。その様子じゃ気づいた?でも、お仕置は後ね。俺だって我慢したんだから。」
「でも、なんで気づいたの?」
「それも後でね。」
「ふぁーい」
「ふふ。いい子。」
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