アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
欲張り
-
「んっ……、ふ、んうぅ!」
すぐに舌が入ってきて俺様のそれも絡め取られる。
じゅくじゅくと酷い音を出しながら吸われて、思わずアンパンマンにしがみついた。
当の本人はそんなこと気にする素振りもなく、俺様のツナギを脱がせようとしている。
何やってんだこいつ!
「らにひて……っ、ンう、んっ」
声をかけても何も言わないで、インナーとして着ていたタンクトップの上から乳首をつままれる。
ぴくりと反応すると、満足気に指でくにくにと転がし始めた。
アンパンマンに散々開発された身体は、俺様が嫌だと思っても勝手に気持ちよくなっていく。
「ちょっ、んん……っ! あ、まって、……まて!」
「なあに。」
ようやくキスをやめたアンパンマンが返事をする。
目を細めてゆったりと笑って、俺様のことを見ている。
「ほら、待ってるよ。なあに?」
アンパンマンが顔を寄せてくる。
おでこ同士がくっついて、目を合わせられる。
淡いヘーゼル色をしたその目に、俺様が映し出されている。
ああ、その目にずっと俺様が映ってたらいいのに。
好きだと伝えて、自分からキスをして、抱きしめて。
恥ずかしいことばかりして、なんだか俺様は吹っ切れてしまったらしい。
アンパンマンの頬を両手で包み込んで、脚も絡ませる。
いきなりのことに身体が離されそうになるが、ぎゅっと力をいれて、そんなことさせてやらない。
アンパンマンの目を見つめて、精一杯好きだって気持ちを込めて、声を出す。
「なあ、」
思っていたよりも甘ったれた声が出た。
まあ、今はこれでいい。
「お前はどうしたら俺様のこと好きになってくれる?」
悪いな。
俺様は欲張りなんだ。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
112 / 116