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連れてこられた寝室はホテルかと思うほど完璧にベッドメイキングされたキングサイズのベッドと、モノトーンで統一された家具。恭司の理路整然とした性格をよく表していると思った。
優しく啄むようなキスから始まり、今はもう互いを喰らい尽くすように奪い合い求め合ってる。
「...んん、..はっ、...ん、」
舌を絡めた唇の隙間から、流れた唾液を辿るように恭司の指が首筋から胸へ滑るとビクッとして吐息混じりの声が漏れる。
「...あ...ッ、」
「可愛いね。全部、見せてごらん。」
恭司の手や唇が身体を下に下に愛撫を進めるごとに、凪の声が甘くなり腰が自然と揺れる。淫猥な様子に恭司は逸る気持ちを落ち着けながら丁寧に愛撫をする。下腹部まで唇で辿って凪の性器を見ると、張り詰め腹に付きそうなほど立ち上がっている。上から順に降りて来た手と唇に期待する様にピクピクとしているその様子を見て、少し意地悪して上に戻り臍を舐める。
「....あ、..ん、触って...ッ...あ、専務、...さわって......っは...」
凪は腰をくねらせ妖艶にねだる。そんな凪の耳元でわざといやらしく囁いた。
「触らなくても、凄く濡れて気持ち良さそうにしてるよ。ほら、...ここから溢れてくる」
鈴口を人差し指で少し押すようにしながら周りを弧を描くように撫でる。
「 ─ あぁっ! あ、あ、...やぁっ.......もっと、触ってっ...シて...専務っ、」
下腹部が重い。もう爆ぜたい。イキたい。
凪は無意識のうちに自分の性器に手を伸ばす。
「こら、ダメだよ自分でしちゃ…」
「......はっ、だって、...んッ、専務、......意地悪だ...から...っ」
凪の言葉に苦笑する。その通りだと思った。凪の恥態に煽られ、泣きそうな顔で快感を追う凪をもっと見たいと思っていた。だが、自分でされては意味が無い。
「ほら、気持ちよくしてあげるから。凪のして欲しい事は私が全部してあげるよ。上手におねだりしてごらん?」
名前をわざと呼び捨てにする。凪に上手な誘いかたを殊更に解らせるために。
「.........きょ、じさん、...ん、きもち...くシて... ── あぁぁ!?」
「上手だ、凪、ほら、望み通りにしてあげるよ。」
陰茎を上下に扱き、カリ首を包み鈴口と裏筋を強めに擦る。面白いほど凪の身体が跳ねて陰茎が膨らみ鈴口もクパクパしている。
「やっ、...ぁ!...きょう..じさん、ぁ、ぁ、ぁ、.......ん……も、イク、イク!きょうじ...さ、ふあっ...ッ、」
「可愛い、...凪、いいよ、イッて。ほら」
縋るように伸ばされた手を繋ぎとめると、ギュッと強い力で握り締められた。その手から凪の気持ちが流れ混んでくる気がして愛しさが込み上げた。
「好きだよ、凪、」
「 ─── ああああっ!!んん、」
凪が精液を放った時、恭司は堪らなくなりその嬌声ごと奪う口付けを落とした。
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