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責められるの好き?
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「マゾって、そんな言葉どこで聞いてきたんだよ?」
克樹君が、びっくりして僕に聞いた。
「克樹君がSMって言ってたから、友達にSMって何? って聞いたんだよ」
「また、そういうの聞くなよ」
「克樹君が言うのが悪いんだよ」
僕は、聞いた知識をさっそく使った。
「SMってサドマゾなんでしょ? 克樹君は、マゾなの?」
「違うよ、どっちかっていったらサドかな?」
「うそだぁ。前、隣のクラスのかっこいい子の下になってた時も、気持ちよかったんでしょ?」
僕は、あの子は、克樹君が好きなんだなあ、と思っていた。
「あれは、下になってたわけじゃないし」
克樹君は、ちょっと赤くなっていた。
「下になってたじゃない。本当は、脱がされたりしたいんでしょう?」
「ち、違うよ」
「何慌ててるの? いつも想像してる?」
「してないよ」
「ち○○入れられたいんでしょ?」
「やめろよ……」
「僕のなら、痛くないかもよ?」
「痛いにきまってるだろ? 勝平の、前より、成長してるし」
「あ、そうかな? そう言えば、あんまり痛くなくなったよ?」
「あー、どうしよう、想像したら、したくなってきた」
「僕に入れられる想像?」
「違う。勝平と裸で抱き合う想像」
「気持ちいい」
「え? 何? 勝平も想像してんの?」
「うん」
「気持ちいいだろ?」
「うん」
「勝平の肌、すべすべ」
「克樹君のも」
「あったかい」
「あそこが触れ合って変な感じ」
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