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56、ピアスホール
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恭は今、飲み物を取りに行っている。ついでに、消毒液とガーゼを持ってくるように言ってある。
「お待たせー」
オレンジジュースを二つ。それに消毒液と丁度いいサイズに切り整えられたガーゼ。
本気なんだな・・・
「いただきます」
ジュースで乾きを癒す。
「座って飲みなよ」
ベッドにぺたんと座っている恭。そのベッドに腰掛けてジュースを飲み干す。
恭はそれを待っていたかのようにピアッサーを出し始める。
「ねー、圭ちゃんそろそろお願い」
しょうがない。ピアッサーの説明書を見ながら、買ってきたピアスをセットする。
「右耳でいいんだよな?」
「うん」
恭は痛みに待って耐えるためにぎゅっと目を閉じている。
パシリ
音を立て恭の耳に穴が開く。
「・・・っつう」
恭の顔に痛みに歪み、血が滲み出出ている。
消毒液を湿らせたガーゼでピアスごと押さえて、留め金をしてやる
「出来たぞ」
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