アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
水盤
-
潤が、僕の背後にまわり、片手で僕の股間に触れた。
「やっぱり」
潤は、再び笑みを浮かべた。
「僕らも、同じことを考えたんだ」
潤は、僕のシャツを引っ張りだした。
「仕方がないなあ、瑤の熱を冷ましてあげよう」
そう言って潤は、水盤に手を浸した。
きれいで少し骨ばった身体の割りに大きな手を。
水の滴り落ちる中央の突起を、潤は、手でつかんだ。
「こういうことだろう?」
潤は、卑猥な右手の動きで、突起物を愛撫した。
「やだっ」
僕のあそこが、びくびくっとした。
「これが瑤のあそこみたいに感じているの?」
と潤は、意地悪く聞いた。
「違う」
僕は、顔を背けた。
「顔が赤いけど」
潤は、濡れた手を、僕の頬に当てた。
「熱いね」
潤は、下から、シャツの中に手を入れた。
「熱を冷ましてあげなくちゃ」
潤は、冷やした手で、僕の火照った胴をひやひやと冷ました。
もちろん、それは逆効果で、僕の身体は、より熱くなった。
緑の滴る五月の庭は、薔薇の香りがした。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
68 / 788