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「そろそろ、平気かな」
三本の指が十分に動くようになった頃、漸く狭山の後孔は解放された。
狩川は、自身を数回しごいて固くすると、ピッとゴムの包みを口で開ける。
その様子が何とも手慣れていて、少し憎たらしい。
狭山に見せ付けるように、屹立にゴムを被せる。
薄いゴム越しに、血管がどくどくと脈打つのが見てとれた。
「そんなデケーの、ホントに入んの?」
流石に狭山も少々怯えた顔で問い掛ける。
「そんなに誉めてもちっちゃくなんねーぞ」
「誉めてねーよ!」
狩川に組み敷かれながらも、狭山は虚勢を張る。
その姿が何故だか少しだけ可愛くて。
「さーやまっ!
痛くしねーように気を付けっからさ。
お前ん中、入らせてよ。
アナルセックス、興味あんだろ?
気持ち良く、なりたいだろ?」
狭山の好奇心を上手く利用して、頷かせる。
「ん。下手だったら、承知しねーからな!」
覚悟を決めた狭山は、自らの手で膝を開いた。
先程まで指で拓かれていたソコが、くぱっぁと拓いて狩川をいざなう。
ヒク付くソコに吸い寄せられるように、狩川が屹立をピタリと押し当てた。
「狭山、力抜いとけ」
「ん」
ふーっと、狭山が息を吐くタイミングに合わせて、狩川が腰を進める。
「ぃ゙っ!
待って!痛い!」
ピリッと裂かれるような痛みに、狭山が呻く。
「ん、大丈夫。
痛くなくなるまで、動かねーから」
「無理!痛いって。
狩川、抜いて!?」
想像以上の痛みに、狭山が涙混じりで訴える。
「狭山、ごめんな、痛いな。
あと少しだけ我慢してみような。
どうしても堪えられなかったら、絶対にやめるから。
少しも我慢できないくらいに痛いか?」
いつになく優しい口調が、狭山を包み込む。
震える狭山の右手を狩川の左手がぎゅっと握る。
空いている手は、狭山の下腹部を労るように撫でた。
「動かないなら…我慢できる…かも…。
けど、痛い…。
なあ、裂けてねえ?」
「大丈夫、傷付けたりしてないって」
「今、どんくらい入ってんの?」
「まだ全然入ってないよ。
先っぽ、押し当ててる感じ」
「うそ…マジで…」
絶望的な表情を見せる狭山に、狩川が微笑む。
「たぶん、最初が一番痛いから、これを越えたら、楽になるよ」
「ホントかよ…」
殆んど入っていない状態でこれだけ痛いのに、本当に楽になどなるのかと、狭山が訝しむ。
けれど、そうこう言っている間にも、後孔のピリピリとした裂けるような痛みは、ジンジンと痺れるような疼きに変わっていく。
「狭山、息止めるなよ?」
言いながら、狩川の腰が僅かに動かされる。
「ぅ゙ぁっ…っはぁっ…」
小さく呻きながらも、狭山の内壁が狩川の先端を呑み込んだ。
狩川に言われるがままに、狭山は浅い息を繰り返す。
狭山の反応をしっかりと確かめながら、狩川は腰をじわじわと前へ進める。
その動きは、ただの探求心だけとは思えない優しさを秘めていて。
まるで壊れ物でも扱うような丁寧さが、狭山の快感を増幅させる。
「狭山、まだ痛むか?」
狩川の手が、狭山の頬を撫でる。
「ちょっ…と…。
でも、さっきほど痛くはないかも」
狭山の浅い部分を、ゆっくりと狩川が行き来する。
緩く入り口を擦られ、先端を前立腺に当てられれば、必然的に徐々に狭山の快感は高まる。
「ヤバイ、良いかも…」
蕩けた表情で呟きながら、狭山が自身をしごく。
その動きに合わせて、内壁も無意識に蠕動した。
後孔が、ぎゅっと狩川を締め付ける。
「狭山の中、滅茶苦茶締まる。
ヤバイ、イクかも。
ゴム着けてるから、このままいいか?」
「ん、大丈夫」
狩川がグッと腰を突き出すと、流石に狭山は苦痛の表情を浮かべるが、それでも自身をしごく手は止まらない。
「狭山、イクっ…!」
小さな呻きと共に、狩川のモノが狭山の胎内でビクンと跳ねる。
ドクドクとたっぷりの白濁を吐き出すと、漸く狩川が狭山の後孔から自身を引き抜いた。
大きな熱を失った後孔は、ヒクヒクと物欲しそうに深淵を覗かせる。
手早く自身を始末すると、狩川は先程まで自身をくわえてくれていた赤く淫らに色付く後孔に指を差し入れた。
「次は、狭山の番な?」
クイッと指を曲げると、コリコリとした痼を弄る。
既に自慰行為で蜜を垂らしていた狭山のモノが、堪えきれずにビクビクと脈打つ。
前からと後ろからの攻めに、あっと言う間に熱は限界を迎えて。
「狩川、ソレ、もっと…!」
甘く掠れた声でねだる狭山に、狩川が刺激を与える。
「ぅぁっ…! ぁああぁっ!」
束の間も堪えられなかったのか、狭山がドプッと白濁を飛ばした。
いつになく長く続く絶頂に、狭山はビクビクと全身を痙攣させながら、射精の余韻を味わった。
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