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5 影山
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そこには、部屋とは思いたくない位の
物という物が転がっていた。
ぐちゃぐちゃに撒き散らした本に鞄。
枕は中にある羽が出ていた。
それに異常なまでのゴミ箱につまれた
ティッシュの山。
それに違って綺麗な机の上にポツンと
置き去りにされたようなノート。
影「…日向?いんのか?」
返事はなかった。探さないといけないのに
机の上のノートを見て俺は
動きが止まった。
~エースになるために~とかかれた
“エース”を訂正したかのように
2本黒い線がひかれ
“最強の囮”とかかれていた。
無意識に手が伸びて俺はノートを開いた。
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