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8 影山
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ピッピッピッピッピッ…
影「ごめんな、ごめんな、
俺が悪いんだよ。お前は悪くない。」
病院のベットに寝かされた日向の体には
掌だけじゃなく
足首。肩。背中にまでカッターの痕が
ついていたらしい。
精神的なものもあり
このまま目を覚まさないかもしれない。
影「……俺、お前いないと
バレー楽しくねぇよ。バレー出来ない。」
ピピッピピッピピッ。
機械の音が変わった。
影「…なぁ日向、もう行くのか?
俺だけ置いていくなよ…。」
そういって俺は近くの
メモと果物ナイフをとった
メモに文字を書いて日向に持たせた。
影「…日向。お前が今来なくてもいい。
俺は、お前を待ってるからな…。」
そういって俺は…。
突き立てるように、横に…。
グサッ!!
ナイフで首を切った。
日向が眠るベットの隣で。
けして綺麗ではない
赤い花を咲かせるように。
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