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胸キュン
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「....よぉ!! ゆき!!」
そこのテーブルにははるとはるの友達であろう人があと3人いた
そしてなぜか周りに女子が集まっていた。
キャー...春斗先輩たちよー....キャー
鳴り止まない女子からの声はまた次の女子を呼びそしてまた次を呼ぶ
メイドカフェの中の人工密度が一気に上昇した
「.....はる....本当に来たんだ。」
「絶対行くって言ったろ。
..まぁ~..1人でとは言ってないけどな(笑)」
そう言うとはるはまるで友達を紹介するかのように目で合図した
"はじめまして雪夜くん、はるの友達の涼太です。よろしくね!!"
"こんにちは。俺は蓮、よろしく!!"
"自分は風雅と言います。よろしくね!!"
3人ともご丁寧な挨拶で僕も慌てたように軽く自己紹介した。
やっぱつるむ者同士レベルが同じっていうかはるの友達も当たり前のようにイケメン
「....とりあえず俺たちお客さんなんだけど~....何のおもてなししてもらおうかな。
ってかこの店でのゆきのニックネームは何?」
「....ゆ、ゆきりん☆....です。」
いざ彼氏を目の前にすると恥ずかしい気持ちでどうにかなりそうである
「....フフッ...ゆきりん☆...ねぇ~(笑)
....可愛い。」
顔が一気に熱くなった。
それを見た他の3人の人もニコニコしてる
"....本当に噂通りだなぁ。"
"...それな(笑) まさかこんなに可愛いとは"
「....だろぅ!?
....だって俺の彼女だぜ!?(笑)」
"...ほんっとうらやましい限りだよー。"
4人で勝手に僕の話題で盛り上がる。
"....俺たちがおもてなししてもらったら春斗が妬くから無理としてー(笑)"
"そうだぜ、春斗。指命したからにはおもてなししてもらえよ!!"
「....そうだなぁ~。」
はるはすごく悩んだ顔して僕の顔を見る。
そして思いついたかのような顔して口を開いた
「....じゃ~....キス..してもらえる?」
────!?
一瞬メイドカフェというか教室内がシーンとなった。
他のテーブルで楽しむ連中も働くメイド服の従業員も騒いでいた女子たちも全員がフリーズした
そして一番驚くのはもちろん僕
"....あはは(笑)
春斗は相変わらず大胆だなぁ。"
この一言で凍った空気が一気に溶ける
....しかし全員の視線は変わらず僕たちに
「....そんな...ここで...!?」
僕は恥ずかしさのあまり涙腺が緩んできた
"ヒューヒュー....やったれやったれ!!"
"やべー、こいつらの甘いチュー超見てー"
3人は待ちきれないと言わんばかりに後押ししてくる
「....お客さんのわがままを聞くのがゆきたちの仕事だろ?
....それにこの空気は.....ねぇ....。」
僕はもう仕方ないと自分に言い聞かせた
「....か、かしこまりましたぁ。
.....ご主人....さまぁ....。」
みんなの視線の中、僕ははるの首に両腕を回しはるのキラキラ光る唇へ自分の唇を進める。
ちゅーっ
....僕たちは優しく唇を交わした。
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