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NeverⅡ
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夜鶴くんのもとに行くと
既に彼は目覚めていた。
「正気になったか?夏乃」
「うん……まぁね」
「で、なんでお前はここに来た」
そういう彼の目には
憎悪しか写っていなかった。
でも彼にしか力を借りるしかない……
「僕に協力してくれないか?」
「はぁ?」
「クラスの全員の誤解を解く……」
「なんで…!?なんでお前が急に」
「涙斗と約束したんだ……」
「ならお前がやればいいじゃないか」
「それは無理だ……」
「なんで」
「一人では探れない
部分が多すぎる……
君の力があれば
みんなの誤解を解けるんだ……」
この場で土下座までしようとすると
「……分かった…協力する……」
と夜鶴くんは困りながら返答してくれた。
「ありがとう……」
「別にお前の為じゃない……」
それから僕と夜鶴くんは
お互いの情報を交換し、
作戦を立てていった……
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