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譲と夏目先生 5
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「ねえ、二年二ヶ月の間に何があったのかな? ほんとに一人? 隼人ほどの可愛い人が無理なんじゃない?」
指を隼人の口から出して座らせて聞いた。
「無理じゃないよ、激務で、それどころじゃないんだよ、毎日必死なんだから」
「ほんとに?」
俺は、指でまた、隼人の男根から、ぬめった精液をしぼりとって補充した。
「あ……ん……」
「じゃあ、なんなの、あなたのその淫乱っぷりは、え?」
隼人の唇にどろりとした精液を垂らしながら、聞いた。
「二年間、恋しかったからだよ。ずっと、譲のことが、忘れられなくて。忘れようとしたんだけど、どうしても無理だった。あの日のことが、譲の卒業式のことが忘れられなくて、譲の制服を脱がして、大人になった譲と、やっとできると思ったのに……」
「俺もそうだよ。ずっと楽しみにしていて、やっとできた、あの日のことが忘れられなかった。他の人で満たそうとしても無理だった。何度しても、すればするほど虚しくなって。ひどいSMもして、どんどんエスカレートして、相手を泣かすほど刺激的なことをしても、満たされなかった。あの日ほどには……今ほどには……」
「譲……全部入っている?」
「うん、すごいよ、奥にあたってる。痛くないの?」
完全に根元まで入っているわけではなかったが、がんばっている隼人を喜ばせたくて言った。
「よかった。いつか会えると、信じてて。その日のために、準備してたんだ。こんな風に、こんなところで会うつもりじゃなかったけど。それは誤算だけど、会えてよかった」
「俺は、こんなところで会ってよかったと思ってる。やらしいシチュエーションだからね。今度いつ会える? 離れるのつらいな。ずっとこうしていたい」
「ん……あっ……しばらく会えないと思う。身体もつらいし」
「会えない方がつらいと思うよ? 恋人のコウなんて、三日とあけずにねだってくるからね。でも実際そんなに会えないけど。せいぜい一ヶ月にいっぺんかな」
俺は、少なめに言っておいた。
「恋人って……そうなんだ……ふうん……」
「なに? 俺と付き合いたいの?」
「別にそういうわけじゃ……」
「あっそうなんだ。じゃあ、会う約束もなしね。連絡先も教えてくれないの?」
「あとで教えるけど、電話にはでられないし」
「どこに住んでるの? 実家?」
「そう」
「あぁ……いい」
「気持ちいい? 僕のあそこ」
「うん、いいよ」
「よかった。卒業式のときは、びっくりして、こんなの入らないって思ったけど、二年間、ちょっとずつしてたら……嬉しい……よかった」
「ほんとに、玩具だけ? 誰かにされてたんでしょ?」
「譲だって……そうだろう?」
「えっ? 俺は、挿れられるのは……あんまり」
「あんまり? 誰かに挿れられたの? 誰?」
「誰って……」
「ああ質問が悪かった。どんな人?」
「ほんの二三回だよ?」
「気持ちよかったでしょ?」
「いや……びっくりというか、拒否感のが大きくて、それどころじゃなかった」
「そう? 気持ちいいよ……僕は、好きだな……譲にも味わわせてやりたい。ねえ、気持ちよかったんでしょ?」
「そりゃまあ……それなりに……」
「どんな人? 相手は。譲を抱くなんてツワモノ、やっぱり、格闘家みたいな人なんだろうね?」
「まあ、身体は大きい方だね、俺より多少小さいくらい」
「へえ。年は? 年上なんでしょ?」
「そうだけど、どうして?」
「譲を抱くなんて、そうに決まってる」
「なんだよ。もしかして妬いてる?」
「うん、僕は、こんなに努力して、譲に愛される、かつ譲を守れるような男になろうとしてた間に、肝心の譲が、そんな浮気をしていたとは」
「え? 浮気って、振っておいてそりゃないでしょ」
「そうだけどさ、なんだよ、そんな男にアナル許したりして、なんなんだよ」
「ああ、それは、事故っていうか、無理やりっていうか……」
「え? 無理やり?」
「いや、そこまでひどいもんじゃないよ? まあ、俺も、そんなに抵抗しなかったというか……できないというか……」
「え? それ、どういうこと? 話ききたい。聞かせてよ」
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