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弟のダッチハズバンド
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「ダッチハズバンド扱いでいいんだよ」
昴が、興奮したような口ぶりで、弟の潤に、また変態的なことを言った。
自分をダッチハズバンド扱いしろと自分の弟に要求するなんて、ほんとに昴は、変態でいかれた野郎だ。
「そういうけど、兄さんプライド強いからなぁ」
潤が言った。
「弟に縛られてダッチハズバンド扱いされる屈辱」
昴が興奮でハァハァしながら言った。
変態だ。
「淫乱な弟の性欲処理に使われる兄」
昴は嬉しそうだ。
「それ、まんま俺の父と叔父様の関係だよ」
潤が、昴の妄想に、口をはさんだ。
「俺の父?」
トモは聞き咎めた。
「あ、いや、なんでもない。こっちの話」
昴があわてて隠した。
「そうか……」
昴と潤の兄弟には、秘密が多い。
「病弱な相手を無理やり犯してたんじゃないかなあ?」
弟の潤が、兄の昴に言った。
トモには、何のことか、さっぱり、わからない。
病弱な相手を無理やり犯す?
どんな犯罪だよ!
トモは、自分の合宿での経験をも思い出して、怒りに汗ばんだ拳を握りしめた。
ところが、それを聞いた昴は、さらにテンションが上がって、嬉しそうに満面に笑みをたたえるではないか。
昴は、喜びで叫びださんばかりの表情になって言った。
「すげぇ! 伯父様うらやましい! しかも弟のがガタイいい! 潤、成長して俺より大きくなれよ? そして再現するのだ! 小柄な兄が背の高い弟に犯されるプレイ」
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