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忘れてた
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藤川さんを見送ったあと、
僕は大事なことを思い出した。
「あぁぁぁあああああ!!!!」
そうでした、まだ仕事でした。
休憩時間とっくにすぎてるぅぅぅうう!!!
やばい!
怒られる!!
ダッシュで仕事場に行き、午後の出席簿に名前を書いた、いや、書こうとした。
……ん?
美鶴も出席してない?
そういえば…名前書いてる人、偉い人だけだ。
頭に大量のハテナを浮かべていると誰かから声をかけられた。
「どうしたの?」
「あ、えっと午後の仕事って…」
「あぁ、無くなったよ。一人、風邪引いたまま仕事来ちゃってさ。みんなにうつしちゃって…他の人も帰らされちゃった」
なるほど…
だからみんないないのか
「ありがとうございます」
「いえいえ!またね、瀬名くん」
「はい、さようなら…?」
ん?
…なんで僕の名前を知ってるんだろう?
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