アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
二人で一つ あやかちゃんリクエスト
-
全部入ってホッとしていると、上から水滴が落ちてくる。
『奏くん、汗……』
僕が上を見上げると、それは汗じゃなくて、奏くんの涙だった。
『奏くん…?!どうして、泣いて…』
『すみません、おれ、嬉しくて…』
心臓が、止まりそうだった。
僕と繋がることを心から喜んでくれて、涙まで流してくれる。
そんな人と想い合えることが、心から嬉しかった。
一つになれてよかった、奏くんを好きになってよかった、どんどんと気持ちが溢れてきて、溢れそうになる。
『なか、ないで…奏くん…わら、って…?』
僕は奏くんの頬に手を添えて、涙を拭う。
『タツキ、先輩こそ、泣いてるじゃないですか…』
奏くんが目を細めながらつぶやく。
『だって…!奏くんが、嬉しいこと、言ってくれるから…奏くんと両思いになれて、物凄く嬉しいから…!』
僕がそう言いながらキスをすると、奏くんは幸せそうに微笑んだ。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
53 / 85