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にじゅういち。
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*
少ししたら、2人は帰ってきた
「マコっちゃーーーん!!」
そうしたらゆーじーさんが全速力で走ってきていきなり俺のことを抱き上げてきた
「え!?ゆ、ゆーじーさん!?」
焼きそばを持ったまま俺は持ち上げられて驚いてアタフタしてしまう
溶けそうな優しい笑顔でゆーじーさんは俺を見上げた
「ありがとう、マコっちゃん。恭ちゃんに元気をくれて」
その言葉を言われた瞬間、俺はピタリと動きを止めた
「君のおかげで恭ちゃんが前の彼に戻りつつある。
それが嬉しくてつい抱き上げちゃった」
「ふふ。」と笑う彼を俺は呆然と見つめる
(なんでだろ……)
ゆーじーさんにお礼を言われて俺は少し、泣きそうになった
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