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仕返し4
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和人の大きく足を開かせて、赤く腫れてヒクつくそこへと洸は自身を宛てがった。
ぐ、と腰を押し進めていく。
和人の背中がびくりと跳ねた。
更に中へと押し込んでいくと、和人の内壁が、洸を誘うように、それでいて拒絶するように、強く締め付けながら中へと誘い込んでくる。
そのあまりの気持ちよさに、洸が甘い息を吐き出した。
自分を組み敷き、支配しようとしてくる洸の整った顔を見上げながら、和人は熱に浮かされたような視線を彼へと向けた。
初めて洸を見たとき、素直にかっこいい、と思った。
すらりと伸びた手足はモデルのようだったし、ハキハキと自信たっぷりに話をする姿は、入社当時から既にデキる営業マンそのものだった。
自分よりも少し背の高い彼の筋肉質な身体つきはスーツの上からでも分かったし、整った目鼻立ちとコミュニケーション能力の高さから、彼は数人いる同期達の中でも一人だけ抜きん出ていた。
見る人を惹き付けて止まないような魅力を、彼は間違いなく持っていた。
歓迎会で一度だけ隣になったことはあるが、特別何か話をした記憶はなかった。
女性社員がキャッキャと騒ぎながら、彼を取り囲むのを、どこか別世界のように見ていた。
そんな彼と、まさか今、こうやって体を重ねていることなど、一体、社内の誰が想像できるだろう。
突然グッと奥を突き上げられて、和人はアアッと声を上げた。
思考が止まって、真っ白になる。
グリグリと前立腺を押され、情けないほどに声が漏れる。
「考え事する余裕、あんの?」
汗ばんだ前髪を揺らし、口端を持ち上げる洸の問いに、和人は弱々しく首を横に振った。
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