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兄貴、聞いて
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お姫様だっこで1階のリビングに連れられた俺。
そこには蛍斗さん、そして兄貴が居た。
「なっちゃん、大丈夫か?無理はしないでな?あ、何か飲むか?バナナミルクあるぞ!」
相変わらず、俺に甘い兄貴。いつもはうざいって思うけど…
今はとてもありがたい。
「大丈夫だって、兄貴心配しすぎ」
クスッと笑って言うと、真田が俺をソファーに降ろす。
「…なっちゃん、少し変わったな」
「え?」
「…なんでもない」
兄貴が何か言ったと思ったけど、俺には聞こえなかった。
「先輩…始めますか?」
真田がキュッと手を握ってくる。
俺もそれに応えるように、手を握り返した。
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